なんでもボケりゃいいって?

何でもボケりゃいいってもんじゃない。
物理的にボケを語るレベルではないセンサーと焦点距離のレンズにもかかわらず、エフェクトでボケを作り出す。
それはそれで一つの遊びとしては楽しいし、そうした処理が手のひらの上で実現する技術革新は凄いものだと思う。
でも、ボケることがありき...的な方向性はどうなのだろう?
28mm前後のレンズ、ボケを語ることが難しいセンサーサイズ。
そして、被写体の立ち位置・距離。
ボケなんて無くても「これは面白い」と感じたシチュエーション、配置具合、色彩感。
そんなところに構図を決め撮影を楽しむ原点があったはずだ。
2017/06/13(Tue) 22:38:53 | Shallow focus