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宮本章光/宮本陽の視点「開闢」And EM Official Blog

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Apple PayのSuicaにオートチャージができるのはビューカードだけ

「Apple PayのSuicaにオートチャージができるのは、ビューカードだけ。」

ブルー地にかりあげクンのイラストを配した、こんなキャッチの広告が大阪市交通局(大阪市営地下鉄)に出ている。
だが、VIEWカードはJR東日本傘下カード会社の発行。どうやら全国的に広告を打っている様子。

もちろん、どこの地域に何を出そうと問題ではない。
でも、ちょっと待てよ。オートチャージはSuica圏内でしか効かなかったはずだが...。
VIEWカードのwebを見ても「首都圏・新潟・仙台の各SuicaエリアとPASMOエリアにてオートチャージをご利用いただけます。」とある。

なるほど、関西でもオートチャージできます。とは書いていないし、Apple PayのSuicaにオートチャージができるのはビューカードだけである点に違いはない。

その広告を見た地域・場所でも可能だと勝手に解釈したに過ぎないわけで、これだけ注意を引き付けた時点で、マーケティングとしては大成功。ということなのだと理解した。

閑話休題。
自分自身も、iPhone7plusにFeliCaチップが載った時点で、プラスチックカードのSuicaからApplePayのSuicaに取り込み、チャージ決済にはVIEWカードを利用、対象域内ではオートチャージしている。
Suica圏内の居住でなくてもVIEWカードは発行(審査については別の話)されるし、確かにオートチャージは対象圏内でしか効かないが、手元のiPhone内Suicaアプリから任意のタイミングでチャージができるので問題にはならない。

ここで考慮したいのは、オートチャージ云々よりもチャージ決済によるポイントの有無について。
上記アプリ上で、決済カードを(VIEWカード以外でもある程度)自由に設定できるが、多くのカードではSuicaチャージに対してポイント付与対象「外」にしていることである。
唯一、VIEWカードだけは1.5パーセントの還元率でポイントを還元する。
月2万円程度の利用だとしても年間約24万円。1.5パーセント還元は約3,600円になる。

同じように、JR西で普及しているSmartICOCAのチャージに利用する決済カードも、特定のものを除きポイント付与対象外が大半である。
ちなみに、手元のSmartICOCAのチャージではキッチリ2パーセント還元を実現するカードで決済している。(お詳しい方はブランドやグレードまで判ると思う)
尚、
一般決済クレジットカードとして見た場合には、VIEWカードは0.5パーセントのポイントしか蓄積されないので、メイン決済カードにはなり得ない点、Suicaチャージ専用と認識しておく必要はある。

年間7桁の旅費交通費を使うので、決済に関わるポイントは侮れない。
また、
現在では交通系電子マネーは交通利用だけでなく物販にも拡大しているし、利用に際しては全国「相互乗り入れ」が実現している。

現金至上派の方々を批判するつもりはないし、人それぞれ自由でよいと思う。
だが、首都圏のコンビニで小銭ジャラジャラ...は、後に並ぶ人の時間を奪うのは確かだろう。
2017/12/11(Mon) 16:21:17 | Money / Cashless

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