結局は逃げていただけだった

「結局、逃げていただけだった。」のです。
ここへ辿り着くまで随分と遠回りしました。そして、これからも上り階段は限りなく続き、永遠に登り続けます。
それは、本来のわたしたちの姿である魂の目的でありそのための成長だから、です。
善と悪。
明と暗。
光と影。
それぞれは「対(つい)」として共に認識し、そして共に受け止め受け入れ、そこから初めて平衡状態を導きます。
まずは、その平衡状態に達するまでのプロセス:茨の道をクリアしなければなりません。
まさにVRゴーグルを装着して騒ぎまくっているマトリックスにおけるゲームだったことを再認識します。
熱力学で用いられるエントロピーの法則は、熱湯と氷水を混ぜたなら、時間の経過とともに「ぬるま湯=その気温下での平衡状態」になる、のはご存知の通りです。
エントロピー量は増大し均質・均一なものになる。逆方向にはこの世・この次元では起こり得ない:不可逆なもの、とされています。
(ぬるま湯を自然に放置しておけば、自動的に熱湯と氷水に分離することなど絶対にあり得ないはずです。)
心地よくないから...、気分よく感じないから...。
それは、
単に「言い訳」として片側だけのエネルギーに蓋をして見て見ぬふりをしているだけ。結局は逃げていただけかもしれない。
それは現実逃避と呼ばれる状況と同じだったのかもしれない、というところです。
対(つい)になるエネルギーは、どちらも等しく受け入れなければ、エントロピー平衡状態である「ぬるま湯」にはなりません。
それなのに、自分は熱湯は好きではないし違和感があるから、氷の入った冷たい水だけでいいんだ。
といったフィルターで片側だけのエネルギーを選択すると平衡状態に達することがありません。イコール次の段階に進めないのです。
いえ、
放置しておけば熱湯も冷めてぬるくなるし、氷も溶けてぬるくなるだろ、という意見もあるでしょう。
ですが、そこにはその場の気温による影響がありますし、熱湯が放ったエネルギーは周囲の空気の温度を上げることに作用しています。氷水もしかり。です。
同じ法則が人間の心の中でも作用している、と理解すべき時間になっています。
対(つい)は、どちらも等しく受け入れる。二極分離しているのは「ここが地球」でありその実験・体験場所だからでしょう。
そして、
望まない片側のエネルギーは、自らの意識が過去に創り出したものがタイムラグを伴って具現化したのですから、自分の意識の産物であるわけです。それなのに、熱湯はイヤで氷水だけが欲しい。とは行きません。
お店であなたは「熱湯も氷水もオーダー」したのですから、発注した以上は、どちらも受け入れてどちらの代価も払ってくださいよ、ということです。
この地点まで到達して初めてエントロピーが平衡状態に至ります。そして、ようやく次の段階に進めるのです。
熱湯は要らない。氷水だけで良い。
その判断と発言は、それまでの前段階をクリアした人が初めて語れる領域ではないでしょうか。
ネガティブエネルギーは、自分が創り出したもの。
ポジティブエネルギーも、自分が創り出したもの。
ここに至ってから初めて、それらは「対(つい)」なのですからともに等しくクリアして、次の道・次のエネルギーを選択するのです。
次のステージ・次の道では、
ネガティブを選択できない、あるいは存在することができない。と伝えられています。
ですから、
過去に自分が生み出した負のエネルギーにいつまでも浸っていると、永遠にこの奴隷マトリックスから脱出できないのです。小学生でも理解できるロジックではないでしょうか。
実際、昨年来の混乱はもはやわたしの意識の中からは「ほぼ消滅」しました。
もちろん、この地・この世で肉体を保持して生きている以上は、そこに触れないわけには行きませんし目にも耳にも入ります。
しかし、
自分自身からその種のエネルギーを創り出さない限り、そのオーダーが通ってテーブルに運ばれてくることは無くなりました。
熱湯は要らないのなら、熱湯をオーダーしないこと。たったそれだけだったのです。
それを、熱湯なんて俺にはイラねぇんだよ。誰が注文したんだよ。と、やっていると、永遠に奴隷生活無限ループから抜け出せません。
これこそが「意識が具現化する」ということだったのです。
あるいは、会社方針で感染症対策のガイドラインが...と枕詞を並べるひとたちも同じでしょう。
それこそ、自分が生み出したエネルギーにいつまでも浸っているからガイドラインはいつまでも改定されませんし消えることなど永遠にありません。ましてそのうちよくなるさ、あるいは会社の看板のほうが大切なのでわたしの意見など...と放置している限り、もう宇宙のカレンダーでは「時間切れ」です。件の注射も同様です。
新地球には行けませんので他星系で50億年間、石からやり直し、となります。(諸説あり)
もっと言うのなら、最後の審判で「今後必要がない魂=経験やり直し」として選別され淘汰される結果になるでしょう。近いうちにです。それを導いたのはご自身の思考と、それが生み出すエネルギーだったのですから。
(この文章に怒り心頭、立腹なさるのなら図星ということになりましょうか。)
そして、氣づいていたはずの多くの人たちが嵌っている落とし穴。
自分で熱湯も氷水もオーダーしたのに「いえ、わたしは熱湯はキライなので。それに心地よく感じませんし。」と、自ら生み出しておきながら蓋をして片側のエネルギーから逃げているだけ。道理でこれでは次のフェーズに行けないわけです。
綺麗な言葉で、自分軸で選択し...。とやっていますと、前段階のステージをクリアできませんので、次のフェーズに入れません。
「結局、逃げていただけだった。」のだと目が覚めたなら(わたしは随分と遠まわりをし階段を上がるのが遅れました)、ここから磨き直して行きましょう。
次のステージこそ、ともに手を取り合って新しい世界を創造してゆく場所なのですから。
併せて、常に強力な導きのエネルギーを送り続ける諸先輩方・高次存在への感謝の言葉も忘れないようにしたいと思います。
ありがとうございます。感謝しています。
社会の混乱、それはもはや過去になりました。今後消滅が確定しているタイムラインからは卒業したのです。
「ゆるふわ」や「お花畑」と揶揄される現実逃避でしかなかった感覚とは全く異なる世界観に到達した方々との同期体験を積み重ねて行きます。
また、
それ以前の学習が足りないと感じられたのなら、大量の過去アーカイブを残していますのでどうぞご自由に。
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◆【直前記事】
「ゆるふわ系」の限界を悟る
◆【前々記事】
お天道様はいつも見ている
2021/08/30(Mon) 21:14:04 | New Age