違和感から離れる落とし穴

落とし穴シリーズを再び続けます。
違和感から離れる。
ネガティブ情報から離れる。
それは、自分の心を乱す原因となるノイズを避けるという意味で正しかったはずです。
しかしながら、
違和感を感じる度にその意識から離れるばかりの行動を続けていますと、現実逃避しているのと同じ現象が繰り返される経験が増えてきます。
現実逃避とは、現実を直視せず問題点を解決せず「その環境から逃げているだけ」の状態でした。
同じ現象が起きる、とは、
問題点が「何も一切解決されず」に残されており、まるで掃除をせずに放置した部屋が、いずれゴミ屋敷になってゆくのと似たような展開を辿るのです。
違和感から離れる、ネガティブから離れる。
それは、ノイズに触れることによる意識の低下、その手の会話で言うところの「ソースから切り離された」状態を脱し良好な状態に戻すために離れるのではなかったのでしょうか。
それなのに、
そのよくないとされる状態が輪をかけて激しくなってゆきます。完全に逆効果なのです。
その原因はどこにあるのでしょう。
これは実体験が語ってくれます。わたしはいつも自分で実験をします(注:不可逆な結果を招き死に至るような実験、そして激しくネガな因果を背負う注射のようなものは論外です)が、そこで感じたことが貴重な体験として得られます。
ひとことで言うのなら、
「一旦受け止めないから原因が見えていない」と。
心地よくないから、ネガティブだから...。
だから離れる、だから逃げる。それだけでしかないから現実逃避になってしまうのだ、という体験が答えとして手に入りました。
至極当然、あたりまえのことだったのです。
光の当たったところが肯定的でポジティブとされます。
では、影のあるところが否定的でネガティブなのでしょうか。
そして、
その影の部分は、必ず・絶対にネガで否定的で悪なのでしょうか。
これは過去からスッキリと回答が出ないままモヤモヤしている部分でした。
一旦、受け止めることをせずに「単に逃げているだけ」だから、その芽がどんどん成長してゆきます。
二面性・二極化の体験をする場所:地球では、それぞれが「引き立て役」として存在している。といわれます。
影があるから光が引き立つ。
影は悪役として存在することで光を目立たせるのだ、と。
これをしっかりと理解せずに、違和感違和感違和感...逃げろ逃げる離れろ離れろ。
とやっていると、何のために二極化・二面性の実験場に来たのか。となってしまいます。
ここが勘所だったと理解に至ります。
一旦受け止める。
それは、あぁ今はネガティブ方向に振ってしまったんだな、とセンサーで感じます。
それは、あのノイズに触れたからだったんだ。自分から首を突っ込んで触れたからだったんだ。
そして、自分からソースから離れた状態にしてしまったから「悪役をしてくれている人」を勝手に憎み恨んだのだ。と。
この工程を経ずに、違和感違和感...だから避けるんだ、逃げるんだ。とやってしまうのです。
こうして無条件に落とし穴に嵌り続けます。
昔からの人生経験を思い返してみますと、
よくポジティブ思考だとか、プラス思考だとかの言葉で語られてきた「単なる現実逃避の言い換え」にしかすぎないアクションが、なぜ良い結果にならなかったのか。これが非常に明快な答として浮かび上がります。
そうだったのです。
プラス思考やポジティブシンキングは、幸せへ向かう約束手形や片道切符ではなかったのです。
光も影もヒーローも悪役も、どちらも受け止め・認め受け入れそのあとに自分の波動を整え上昇ベクトルに乗せてゆく。
これこそが、いま学ぶべきところだったとの理解に達します。
すでに経験豊富な諸先輩方には失礼申します。いつも暖かい波動を送っていただきありがとうございます。
ともに学びましょう。
そして、ともに手を取り合って新しい社会を築いてゆきましょう。
社会の混乱、それはもはや過去になりました。今後消滅が確定しているタイムラインからは卒業したのです。
過去アーカイブは大量に残していますのでどうぞご自由に。
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地球人類の振動テストは受けましたか
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空を見上げて感謝する心
2021/08/09(Mon) 20:48:57 | New Age