やめた人がまた一人(2018年)

「やめた人がまた一人」(2007年7月31日記事:Link)、この約11年前の記事のように、今2018年6月、ブログをやめた人がまた一人...、と続く状況が再来。
当時、写真趣味の方はこぞって無料ブログへご自身の作品を公開されていた。
が、上記記事のように更新が止まり、そして閉鎖あるいは突然アクセス不可。となることが増えて行った。
その後、時代はソーシャルメディアへ。
mixi、GREE、そして@PNE(アットピーネ)で価値観を共有する個別のSNSでの交流も盛り上がった。
続いて、flickrのような共有サイトでの交流とともに、twitter、Facebook、そしてInstagramへ...。
だが、昨今、社会問題化するSNSの動きに呼応したかのように、各SNSでの更新頻度が大きく下がってきた。
すでに私自身も大半のアカウントを削除し、その場の流動性のようなものを肌で感じることがなくなった。
SNSと並走させている個人ブログ更新を中止される方が増え、ここにきて閉鎖。といった流れが再び加速し始めた。
現在も継続なさっている方は、まさにSNSのタイムラインを移植してきたかのような話題で日々更新...、あるいは事業サイトの一部として広報の役目を担っているブログ運営の方々。
これらのサイトは、今も根強い人気を誇っているようだ。
何かを書くと、とにかく反論する、叩く、といった批判の材料にされるケースが増えたのでもうやめたんです。といったニュアンスのお声を、昨年あたりから何度かお聞きすることがあった。
自分で選んでメルマガを購読する、だとか、お気に入りのブログを選んで定期チェックする。といったような、過去には事前プロセスとして必要であった、発信側と受信側の、属性確認・関心あるテーマの擦り合わせのような「暗黙の了解プロセス」がなくなったのが原因なのかもしれない。
2018/06/26(Tue) 16:58:08 | photo blog