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宮本章光/宮本陽の視点「開闢」And EM Official Blog

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MVNO選びは更に多様化

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MVNOサービス「IIJmio:高速モバイル/D」 を解約。
同社に対しては、過去、企業に在籍していた時代に数多くの実績に基づく大きな信頼を置いていたことがある。
だが、平成のこの時代、個人向けサービスにその延長線上の信頼感を抱いたのは、自分自身の単なる妄想に過ぎず大きな間違いであった。

MVNOを利用する目的はコストダウンが最優先であるが、
「安かろう悪かろう」的なクオリティでは、自分の利用環境においては使用に耐えなかったのである。
昼間の速度は、私の利用環境においては使えないレベル、且つ遅延が大き過ぎて用途によっては目的を果たせない。
当然、品質・速度云々を言うならキャリアの回線を利用すれば良いだけのことで、実際にキャリア回線も複数維持している。
なので、その差異にクレームをつけるものではない。

問題は、多くのサービス提供会社がコスト面でもほぼ横並びの中、同社とは比較にならないレベルのクオリティを提供している会社も存在している点にある。
MVNO5社のサービスを実際に利用したうえでの結果である。

企業ごとにサービスレベルは異なって当たり前で、品質もレベル差があって当然ではある。更には何を重視するのかも。


同社は、ファンミーティングやOSアップデートへの極めて迅速な対応など、大変素晴らしい面も備えてはいるものの、「回線接続品質」という根幹部分が甘い点に大きな違和感を感じる。
webでは、巨大なユーザー数の割にこの速度は立派、だとか、
テキストベースならランチタイムも問題ない、
といった「擁護」的なコメントが目立つ。
だが、そのような別格扱いは私にはできなかった。


大変失礼ながら「数」を手に入れることができる個人ユーザー市場での資金は、他業務へ投資するための手段であるのかもしれない。
「数」を追い「数」を得るために、過去ブランドの切り売りをしているとさえ感じてしまう。
だが、
「過去の看板」や「過去のブランドイメージ」で妄想を膨らませたのは、単なる自分の過ちでしかなかった。
似たような「昭和の証人」は結構多いのではないだろうか。


「基本は回線品質」である。という原則は、例え格安の世界であっても崩してはならず、他の要素や役務で穴埋めすべきではないように思う。

MVNO選びは、更に多様化しはじめた。
2016/05/31(Tue) 22:36:51 | MVNO/SmartPhone

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