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宮本章光/宮本陽の視点「開闢」And EM Official Blog

みやもとあきらのしてん AKIRA MIYAMOTO@And EM

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表現にはフォーマットに縛られない自由度があって欲しい

photo by AKIRA MIYAMOTO

写真は縦構図も横構図もあるから面白い。
以前から、縦横や構図に関する記事は多い。

【写真は縦も横もあるから】(2014.07)[ Link ]

【「縦と横」があるから...】(2013.10)[ Link ]

【構図の重要性を忘れていないだろうか】(2013.06)[ Link ]

写真においては、縦も横もあるから表現の幅が広がる。
わざわざ狭いスクエアに押し込む必要などまったくない。もちろんその意外性に意味がある、といった部分やデザイン上の効果については十分理解している。自分でもDTPの分野やwebデザインでの活用時にスクエアを利用するケースはある。が、写真として見ていただく場で狭い場所に押し込む趣味はない。

映像においては、基本的にテレビ画面あるいは横長のPCモニターで見る。という前提がある。
ところが、近年のモバイル機器の普及によりその前提は崩れつつある。

結果として、縦に構えたスマホで撮影した「縦長動画」がwebに見られるようになり、報道系の放送でも視聴者映像として目にする機会が増えてきた。
だが、テレビで見る限り、まるで細い隙間からのぞき見しているかのような印象を与え、表示できる画面面積のなんと「31.6パーセント」しか使っていない計算になる。

スクープ映像の価値に影響する?かどうか判らないが、表現能力の僅か3割しか利用できない愚を避けるには、手首を90度回転させるだけである。
現時点では、テレビが横長で視聴するものである以上、最終用途と利用されるシーンを考えるなら横長で撮っておくべきかもしれない。

但し、自分はその映像をスマホ画面以外では決して見せないし、縦長再生しかして欲しくない!という意図があるなら縦長動画で良いと思う。今後さらに普及することは間違いないだろう。
表現はフォーマットに縛られない自由度があって欲しい。だから息苦しい空間に押し込む必要などまったくないのである。
2015/10/22(Thu) 21:00:05 | Composition

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