positive film

ポジフィルムで撮っていた頃は、こんなアンダーな仕上がりにワクワクしたはず。
手にした時には真っ黒に見えるスリーブの中に、濃厚な色彩を見つけて感動した。
しかし今は、こんな仕上がりを「意図的に創り出そうとして撮る」という姿勢が無くなった。
デジ一で撮っても後加工すれば簡単に作り出せる世界ではある。
根本的な違いは
シャッターレリーズの前にどれだけ頭を使っているかではないだろうか?
後加工の自由度が高いが故に「楽して撮っている」のかもしれない。
高騰する一方のポジフィルム。
もう一度、この真っ黒な世界に垣間見る色彩感に浸ってみることが必要だと思う。
2006/08/31(Thu) 22:35:44 | Img Processing