ホンモノを見分ける力を持ちたい

間違ってはいけない。
ホンモノを見分ける力。今こそ必要だと思う。
いつから客観評価よりも主観的観点が世の中を席巻するようになってきたのだろうか。
「自分が良いのだからそれは正しい」という判断。
個人レベルにとどまるなら何でも結構。
自分が良いと思ったのなら、自分自身の範囲である限りそれはご自由にどうぞ。
といった世界。
だが、自分自身に優劣や善し悪しの判断基準を持たない人たちが増えるに従い、こうした人たちが「最初に良いと発言した人の意見」に無条件に賛同するようになる。
初めに正しい、と発した発言や言動が「実際には間違いであっても」それが規範になってしまう。
旗ふりをしたがる人たち、何かをリードしたがる人たちは、得てして「間違った」内容を「客観評価せず」に、自分が言うのだから正しい。という。
流されてはいけない。
ホンモノを見分ける力と、客観評価を下せる力。
写真の世界も一緒。スマホのカメラで業務用大判機器のアウトプットと同じものが撮れるわけがない。
何でも心が大切なことは事実だ。だが、心を込めているだけでは結果は出ない。
極端な発言には、どことなく危険な宗教的空気が漂う。
2012/07/13(Fri) 15:56:13 | others