出来ることを、まず

今日は晴天が戻ってきた。
前回の「そろそろ雨が冷たく」[ Link ]と同様に、昨日の撮影もまた雨の中、機材も人間もズブ濡れ...。
相変わらず髪や頭皮に悪いことをしている。
もちろん機材にとっても非常にリスクの高い環境に晒している。
ハードに使った後は丁寧に手入れをしてやらなくてはならない。
機械に意思は無いはずだが、キッチリとメンテをすると好結果にも繋がるものだ。
湿度の値が数値管理された専用の保管庫や防湿庫で管理されるのが理想なのだろうが、まずは濡れた部分は念入りに拭きとってから風通しの良い場所で乾燥させる。
それからワンウエイの乾燥剤をケースやボックスに詰めておく。
といったことは実践したい。
---乾燥剤は湿度が下がりすぎる心配があるから...。
---防湿庫を買うのは予算が...。
完全密封になる環境でない限り「過乾燥」を心配する必要はないように思う。
雨が数日おきに降る今の日本の環境では、冬場のエアコンで暖められた部屋に裸で放置するような状況でない限り、環境湿度が低くなりすぎることはないはずだ。
(不安があれば湿度計を一緒に入れて保管すれば良い)
20年以上前のレンズもボディも一度もカビを発生させたことはないし、ラバー部分も実使用に問題になるような傷みは起きていない。
専用の保管庫を否定する訳ではないが、理想論に明け暮れて評論ばかりするのではなく、できることから実践することが大切ではないだろうか。
「乾燥剤を詰めておいたら過乾燥する心配があるから...」
と評論する方に限って、
「でも、保管庫は高いから購入していない...」
などというオチがありそうな気がする。
唯一、一般家庭ゴミとして出される使用済み乾燥剤が、環境に与える負荷がどうなのか?
これは化学に明るくない私には不明だが。
2008/10/27(Mon) 12:16:48 | others
Re:出来ることを、まず
SAMMYさん、その節はお世話になりました。良い状態で保管なさっているようですね。
理想的です。