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宮本章光/宮本陽の視点「開闢」And EM Official Blog

みやもとあきらのしてん AKIRA MIYAMOTO@And EM

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雨漏りするバス

梅雨時期になると思い出す、15、6年前の話。

バスの車内で傘をさしたことがある。
そう、車内で雨漏りするから...。

場所は長崎空港から佐世保に向かうバスの車内。バス会社名は記憶に留めていない。
当時、長崎空港ではタヌキが滑走路に入ったから、といった理由での遅延が結構な頻度で起きていた時代。地元の人たちは大村空港と呼んでいたような記憶がある。

この長崎空港から佐世保への所要時間は一時間強の長丁場だった。
私の着席位置は最後列の中央。多くの観光バスなどにも見られるが、そのバスにも最後部中央の天井に換気用ファンが備わっていた。
乗車直後は小降りだった雨が、45分から50分を超えるあたりでかなりの勢いに。
すると、換気ファンの閉じ具合が悪いのか、その隙間から雫が垂れはじめた。

初めは、左肩に何か垂れたような感覚。続いて大きな雫...。
横のご婦人もその状況に気づかれた様子。私と顔を見合わせた後、傘をさしたらどう?とアドバイス。
一瞬言葉を疑ったものの、次々と滴る雨に、持ち合わせた小型の折りたたみ傘を半開きにしてさした。
これ、バスの車内なのだが...。

降車時にドライバーへ最後列で雨漏りする旨を伝えると、「ぞうたんのごっ言わんと!((冗談みたいなこと言うな!)」といった感じで一蹴された。

降りてみるとスッキリと晴れ間が広がり、これは夢だったのか?と思うばかりの天気。
確かに左肩は湿り、傘も濡れていた。
2017/06/29(Thu) 00:00:25 | others

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