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宮本章光/宮本陽の視点「開闢」And EM Official Blog

みやもとあきらのしてん AKIRA MIYAMOTO@And EM

Online Photo/Camera Class

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撮りたい光を撮りたい階調で表現する

IMG_0961s.jpg

撮りたい光を、
撮りたい時間に撮る。

最終的に手に入れたい明るさは、
最終的に階調が残るかどうかのバランスを考え、
最終的に画像処理によって完成させる。


撮りたい時に、撮りたい明るさで撮ってしまうと、
撮りたい時点での、撮りたいという自身の欲求を満たすことだけはできる。
しかし、
webという狭い階調、狭い明暗差の表現範囲しか持たない空間では、ハイライトは飛びシャドウは潰れる。

それは、自然界のダイナミックレンジをそのまま一次直線的にデータ化するには、カメラ側のキャパが圧倒的に低く、且つモニターの表示能力の限界を超えているために起きる。

幸いなことに、
ハイライトはいとも簡単に飛ぶものの、シャドウは潰れずに階調を残すことが多い。
そのため、ハイライトを飛ばさない範囲で暗めに撮る。
そして、後処理でシャドウの階調を復活させる。

この復活時点で「何をどの程度見せるか?」にこそ感性が滲み出す。


見せたい階調は、撮影時点の感性だけではなく、画像処理とともに表現する。
「シャドウは潰す。それがカッコイイ。」
といったフィルムライクな世界ももちろん楽しい。
だが、もっと階調豊富な世界も楽しんでみたい。
2016/01/13(Wed) 20:00:56 | Img Processing

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