アンド・エム宮本陽/宮本章光ブログヘッダーイメージ

宮本章光/宮本陽の視点「開闢」And EM Official Blog

みやもとあきらのしてん AKIRA MIYAMOTO@And EM

Online Photo/Camera Class

Content

ピント位置は自分の意思で決める

photo by AKIRA MIYAMOTO

過去画とともに、過去にカルチャーでお聞きしたご質問を。


「ピント位置は、赤く光った場所以外には合わせられないですよね?」と。

1. 赤く光る(フォーカスポイント)点以外ではAFは効かない
2. 赤く光るAFポイント以外では、ピントを合わせたいと思ってもできないので諦めている
3. 赤く光るAFポイント以外の場所に合わせたい時にはどうすれば良いのか?

こうした疑問と希望が一つの質問になったことをその後の会話の中で知る。


1.は、AFの機能としては正しい。ただ、MFで調整すればどの場所へも可能。
2.は、こうした悩みをお持ちの方があるんだな、というこちら側の新たな認識。
3.結局は、AFポイント以外で合わせたいときにどうするのか?ということ。

このご質問には、センター1点などに固定しフォーカスロック、そのまま構図を決めてからシャッター全押しで解決した。


今の時代、あまりにも簡単にピントが合うので「どこにピントを持ってくるのか?」といった意識が希薄になっているのではないだろうか。
特にスマホカメラの場合には、街中やカフェ等で撮影している人たちを見ている限り、ピントの意識を持たず、画面を見てそのままシャッタータップ...の流れが当たり前になっているように見える。

狭小センサーと広角レンズである限り、そしてリサイズされスマホ画面でしか閲覧しないweb用画像である限りはそれでいいのかもしれない。
でも、ピント位置は撮影者の意図を示す明確なメッセージであるはずなのだが...。
2015/10/11(Sun) 13:55:35 | Smartphone Camera

New Entries

Archives / Serch

1st.popular category

人気カテゴリーNo.1

【New Age】

>New Age

 

Categories