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宮本章光/宮本陽の視点「開闢」And EM Official Blog

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タダ至上主義?

Photo by AKIRA MIYAMOTO

万人受けを狙った八方美人的な記事を書くつもりはないため、毎回かなり偏った私見の場となっていますが、定期的にお付き合いいただいている方には感謝申し上げます。

さて、
「タダ至上主義?」というタイトル。
世の中には、とにかくフリーソフトを薦める人たちが多い。
優れたアプリケーションは数多く、うまく利用すれば大きな成果を手にすることができる。
それ自体、何も問題はないし異論はない。大いに結構だと思う。

私が違和感を感じるのは「タダだからそのソフトを使え」と生徒さんに勧め、そして「その操作方法を指導して代価を得る」人たち。
フリーのソフトの使い方を教えるのが悪い、と言うつもりはない。しかしながらフリーソフトは表目には見えない開発者が居り、同時に日々改良を加えるオープンソースのような場合には数多くの支援者の努力によって成り立っている。
その講師は、こうしたところに寄付や支援を行っているのだろうか?

フリーのソフトをwebから無償で入手し、それを大切な生徒さんたちに使わせる。自分で苦労して操作方法やテクニックを身につけたんだからそれを皆さんにも広めたい、皆さんには苦労をして欲しくないからね…。と、言葉ヅラはキレイだ。
ならば代価をいただいてはならないと私は思う。あるいは前述のような開発者に人一倍の大きな支援を贈るべきではないだろうか。

フリーソフトを薦める講師の多くは、第一声が「タダだから」であることが多いようだ。
タダ、タダ、と発する人たちは、投資なき見返りだけを求めるギャンブラーとオーバーラップして見える。いや、ギャンブラーも最初に投資がある。

何でもタダ至上主義なら、あなたの給与や講師料もタダで良いはずだ。
だが、これでは世の中成り行かない。経済原則を学んだ方が良いのではないか。
2014/07/22(Tue) 22:27:39 | others

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