フォーカスは面で捉える

大判センサーと大口径単焦点レンズによる大きなボケを活かしたイメージが増えてきた。
TV CMでもボケを活用しメイン被写体を浮かび上がらせる手法が既に珍しくなくなっている。
このBlog内でも過去からボケに関しての記事が意外に多い。
「ボケた」だけで喜ぶのはもう卒業[ Link ]
浅すぎる被写界深度[ Link ]
ボケが注目されているけれど[ Link ]
ボケ表現は永遠の課題だ[ Link ]
こうした時勢だからこそ「うまくボケで語って」みたい。
メイン被写体だけが浮かび上がる...というのももちろん一つの方法だと思うが、日の丸構図的に「浮き上がっているだけ」感が強い。
ここは、脇役にもフォーカスをあててみることで、一枚の写真にその場の状況説明までしてもらう。
フォーカスは、レンズからの距離が等しい面すべてに来るわけだから、この「面」を意識してみる。
アンティークなラックの脚が見事に脇役を果たしてくれた。
【tumblr.】(ラージサイズ画像を)https://tmblr.co/Z1n2Et1AwUIu9
2014/03/23(Sun) 14:55:50 | Shallow focus