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宮本章光/宮本陽の視点「開闢」And EM Official Blog

みやもとあきらのしてん AKIRA MIYAMOTO@And EM

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その歳になれば判る

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「その歳になれば判る」
なるほど、時が教えてくれるものもあると感じた2012年。

2013年になれば判ること、
きっとあるに違いない。

質感を伝える要因は何だろう?

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よく「質感を伝える」だとか「雰囲気のある」写真という言い方をするが、そういった写真を撮るには、昔からそれなりの方法論が語られてきた。
写真は(多くの場合一枚だけの)「静止画」であるため、見る側が想像力を働かせることによって、被写体が置かれているシチュエーションに想いを巡らしながら鑑賞することになる。

逆に言えば、鑑賞者にとって「その場を予想しなければならない」構図や露出、色配置にすることによって、雰囲気を伝える写真、アピール度の高い写真、となる可能性が高まる。
不完全にしておく、のではないが、将棋の先手を読むがごとく、見る側の立場で考えることが秘訣ではないだろうか。
冷たい真冬の空気感、この一枚に。

2012年も残すところあと二日と少々。
今年も数多くのご縁と、さまざまなご厚情をいただいたこと、この場を借りて御礼申し上げます。

ストーリーは身近にある

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その一枚の中にストーリーがある、語りかけてくる写真。
意図的にシチュエーションを作り出すときもあるだろう。
でも、何気ない仕草を切り取ってみる。

厳冬の夕刻、照明を落とした室内。
何も準備しなくても、周囲すべてが物語になる。

5D2
EF70-200mm/ F4L
ISO 4000
絞り優先、マイナス1, 2/3 補正
f4, 1/30  IS mode1

アングルを変えて撮る

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ステップアップクラスでの撮影より。
いつもとは異なる高さに視点を置き、全く違ったイメージを狙う。
広角系のレンズを用いて強調感を利用した撮影をしてみる。

参加いただいた皆さん、最初はイメージを掴めず困惑の様子だったが、時間とともに何となくでも方向性を見つけることが出来たのではないだろうか。

地面に頭を付けて撮影される方もあり、普段の仕事や生活の空間とは全然違う世界と時間を過ごす。
師走の多忙時であっても、どこかでこうした時間も必要なのだと思う。

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