Exposure

携帯画像シリーズ。
写真の露出補正。Exposure valueを略して、E.V.と標記することが多い。
プラスに補正したりマイナスに補正したりすることで、意図するイメージを作る。
この画像は、携帯撮影時にマイナス2段の補正を行った。
(私の携帯カメラでは-2より暗く補正できない)
続いてPhotoshop上でさらにレベルを0.6まで下げている。
なぜ補正をするのか?
この状況では、カメラの露出計は大部分を占める暗部を平均的な明るさにしようと演算する。
その結果、全体が明るくなる。
撮影時に私は「建物が平均的な明るさになるよう」に撮ったのではない。
夕暮れの光と影の対比を写してみたかったのである。
そのために、カメラの演算数値を意図的に暗くし、また後処理でも更に暗くしたのである。
色の対比と明暗の対比が、経年変化を見せる壁面を更に印象的にしている。
携帯カメラでも積極的に露出補正を行ってみてはいかがだろうか。