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宮本章光/宮本陽の視点「開闢」And EM Official Blog

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お借りした本を図書館へ返却する

秋の感触 photo 宮本章光

借りた本を返却する。
そこに恐怖という感覚は存在しません。

手元からなくなってしまうから一字一句を目に焼き付けねば!
返却したらもう読むことができないから寝るときにも抱いて一緒に過ごす!
だとか。
そんな人たちがあったとしても、それはそれはそれとして濃い感覚をお持ちの方なんだな、と不思議ではありません。

ところが、シーンを変えてみますと、そこには盲目的に支配され切った世界があることに氣がつきます。
それは、
人間としての一生。というシーン。

人生一度しかない。
だから寝食を惜しんでさえも働き続け、貨幣資産を築きあげ幸せになるんだ。
体を壊してこそ一人前だ。それが企業人としての勲章だ。
などと。
ここまで程度の低い人が、いまだに居るのか?とさえ感じますが、わたし自身が20年前まではそれを地でやっていたのですから驚き以外の何ものでもありません。
今なお、それを貫くひとたちが決して少なくない状況をみますと、確かに世も末かと。

はい、「この」人生という「この体をお借りして体験する」人生は、確かに一度キリです。
ですが、魂レベルの体験という観点では永遠であり、必要に応じ、また希望に応じ何度でも体験をすることができるとされます。

ところが、ここに恐怖という種類のエネルギーが注ぎ込まれているのです。
人間は、恐怖の力に苛まれると、途端にサバイバルモードに陥り、すべてを冷静判断できなくなります。
これこそが、支配者層が仕組んだ隷属化の仕組みだっだわけで。


死への恐怖。
死は恐ろしいものだと。

今生・今世で体験するストーリーが終わることが、どうして恐ろしいのでしょう。
今回お借りした本を返却するのが、恐ろしいはずがありません。
期日までに読み切って返却するのです。それは自分で納得して決めたこと。
今生で何を体験するのかも、自分で決めたこと。そこに恐怖のエネルギーは存在し得ません。

木々は、自らの体の多くの部分を枯葉として切り離し、次のストーリーのために備えに入ります。
いつまでも洗脳・隷属化の負の輪廻から抜け出せない(自ら抜け出そうとしていない)のは人間だけだと判ります。
恥ずかしさの極みでしょう。

カネのため・生きるため?
忙しすぎて考えるヒマがない?
昨晩は呑みすぎて思考力がない?
はぁ?

返却すべきは、ご自身の古く洗脳に固着したその意識であることに氣づく必要があります。
そして、返却すること(コンフォートゾーンから抜け出す)に何の恐怖も存在し得ないことにも。





2024/11/11(Mon) 16:56:02 | New Age

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