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宮本章光/宮本陽の視点「開闢」And EM Official Blog

みやもとあきらのしてん AKIRA MIYAMOTO@And EM

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結果をコントロールしようとしない

朽ちてゆく美 photo 宮本章光

「朽ちてゆく美」がここにあります。
形を持ったもの、物質化したものは、必ずその姿が崩壊し消滅します。
物理次元に例外は存在しません。

この地で体験する一つの項目として、
美しく朽ちて行くプロセスを学ぶ必要があるように感じます。


いま、わたしたちが「やっていること」は、
なぜ朽ちるのか、どうして痛むのか、誰が痛めているのか・誰が悪いのか!元に戻せよ!
と、物理法則・大原則に真正面から対抗し、
しかも、悪はけしからん!悪よ消えろ・悪を滅ぼせ、こんニャロメ〜!
と叫ぶばかり。
それを選択するのはその人の自由ではあります。


しかし、ただ一つはっきりしていること。
それは。

その波長に同期している限り、そのレイヤーを永遠に体験し続ける。ということ。
その波長を自分から選択している限り、そのレイヤーの負のエネルギーを自分自身が永遠に増幅し続ける。ということ。

悪よ滅べ!と叫ぶ限り、悪の「役割」のエネルギーを自分が創り出していることに氣づいていないのです。
自分が悪に成り下り、それを自ら希望すると意志表示をしていることにさえ。


もう語り尽くされています。
「結果」は、今よりも前の段階で「自分が創り出した」エネルギーが時差を伴って顕現化していることを。
だからこそ、
唯物主義・物質至上の意識から脱却し、物ごとの両輪であったもう片方となる精神面での浄化を心がけ、クリアにした心を維持した上で、この先に望む青写真を描く必要があるのです。

そして、もう一つ大切なこと。
それは、
必ず朽ちてゆくこの物質界のプロセスに感謝を捧げ、その美しさを讃えることです。
顕現化のプロセスで美しく物質化し、物質化したあとは、その美しさを披露し機能・役目を果たし、そしていずれ消滅する。
これは一つのサイクルであって、トータルで完成されたプロセスであることを忘れてはなりません。

幼児・子供の稚拙さをバカにするな。自分も通ってきた道。
老齢・年配者の劣化を蔑むな。自分も通る道。
というあの語りと同じ。


悪も同じ。まったく同じです。
両極をエネルギー的にバランスするために、善と悪・表と裏が等しく均衡状態にあるからこそ、いずれも体験できるという稀有な学校なのです。
それなのに、片側だけに対して「滅べ・消えろ、けしからん!」と、やっているのが如何に愚かで恥ずかしいことでしょうか。

朽ちてゆく物質と同様に、役目としての悪に対しては感謝こそすれ、滅べだとか消えろ、だとか罵る対象ではありません。
繰り返します。それを続ける限り、自分がその悪に同化し自分が悪を増幅し続けるのです。
幼稚な精神性・低い靈性を自ら選んでいる限り、高次の存在とはいつまでも繋がることはできません。その周波数で繋がっているのは「その周波数と等しく共鳴する」低次元の悪しき存在(それさえもわたしたち自身が過去に創り出した想念の顕現化)であり、思考そのものを操られ・憑依されている証明でもあります。

このように「善の仮面を被った悪」が、本人の氣がつかないまま、いつまでも蔓延っている。
問題は、本人がまったく氣づかず、善行を重ねていると思い込んでいるところにあります。
この段階で、大きな「違和感」を感じているはずなのに、それをスルーしてしまうのです。
これが、今のこの地の窮状かと。


結果をコントロールしようとせず、その結果に至った・生み出した自分の想念を見直すことです。
そして、この先に何を生み出し何を具現化させたいのか。
ここにこそ、一極集中の最大エネルギーを注ぐのです。

一旦物質化させてしまった結果に対しては、感謝を捧げ美しく朽ちてゆく姿に敬意を払う姿勢が望まれます。自分の発言と行動に責任を持つ、とはこういうことかと思われます。





2024/07/03(Wed) 11:18:51 | New Age

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