自信を持て!と叫び続けた同級生

その昔、幼稚園児時代。
発表会の舞台が定期的に開催されるのは、いまも昔も同じことでしょう。
乗り番ではない園児は客席側で観覧しますが、その中で舞台が変わるごとに「自信を持てっ!」と、叫び続ける。そんな園児の姿がありました。
確かに舞台に乗りますと少なからず緊張します。
普段みたこともないような数の保護者、それに観覧の園児も。
ほぼ全員がかたまってしまって、満足に演技を披露できない子どもたちも少なくなかったはずです。
その中で、ひたすら「自信を持て〜!」と、掛け声を発する。
そんな彼(S君:名前もしっかり覚えています)は、自分の舞台ではかなり緊張が高まり、ぎこちない姿だったようにも記憶しています。
けれども、その一声で場が和むのです。
それは確かでした。
自分の姿を棚に上げておいてなんやねん!的な感覚を少なからず感じてしまったのは事実です。
でも、五十数年経って、その叫び声とその瞬間の風景が鮮明に目の前に蘇ってきたのは、どういう理由でしょうか。
現在、混乱する目の前の出来事に一喜一憂しないよう。
そう伝えられています。
けれども、種々のできごとは、わたしたちが過去に積み重ねてしまった結果が見えているのだと。
それを見て見ぬふりはできないのであって、しっかり・はっきりと認識し、誤った方向への因果を詫び、これから先には「過ちを繰り返さない」ことが大切だと。
そして、
これから先に何を顕現化させたいのかを考えることで、答えが導かれるはずです。
自信を持て!と叫ぶ姿。
それは、いまこそ、その意識が必要な時期を迎えたからだ、と極めて明確に納得するのです。
ありがとうございます。
2024/01/15(Mon) 16:03:30 | New Age