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宮本章光/宮本陽の視点「開闢」And EM Official Blog

みやもとあきらのしてん AKIRA MIYAMOTO@And EM

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本番舞台は厳しくそして面白い

コンサートホールで披露する本番舞台 photo 宮本章光

長大な、そして苦しいゲネプロが終わったら、間髪を入れずに本番が始まります。
いま、本番の幕が上がったのですから、完全なるパフォーマンスを披露したいものです。

そう、楽器演奏をしていた学生時代。
ヘトヘトになったゲネのあと、もう一段のテンションアップを図るには、心の面からの「引き上げ」が必須でした。
楽屋前の掲示板(黒板)には、誰が書いたのか、いつの間にか気の利いたイラストや、モチベーションアップを呼び込むコメントが溢れ...。
そして、そこに自分も一筆書き込むのが本番前の儀式でした。

前プロでは、オペラカーテンが巻き上がります。そこから客席が左側(わたしは低音系なので上手側の位置)に出現するさまに、心臓の音がはっきりと聞き取れるほどに一氣に緊張感が高まるのでした。
指揮者が下手袖から現れ、静寂のあとに第一音が響きわたります。


現在位置、まさにここではないでしょうか。
そして、
いきなりやらかしてしまうパート・奏者もあったり無かったり。
ええ、予想もつかない場所で、想定外の音が鳴る。
けれど慌てず、何ごともなかったかのように演奏を進めます。
想定外どころか、空中分解寸前になることさえあります。自分自身も大なり小なりミスがあるのが本番。
どこまで踏ん張り、いかに持ち直すか。そのための団結力であり総合力でした。
それが学生の良さでもありました。


2024年の幕が上がり今日3日。
この目の前の風景には、もう何発の想定外が表出したことでしょう。
しかし、ゲネで目一杯ネジを巻いた上、楽屋前の黒板に記したように、ポーカーフェイスで本番を進める以外に道は存在していません。
そして、
自らの心が生み出す大法則・大原則に従って、かけがえのない一期一会のステージを大成功に導くしか道はないのです。

ひるまず、想定外な事項に足を掬われることなく。
フォーカス先を決して誤ることなく。

本番は「一度限り」。
厳しく、そして限りなく面白い。それが本番。
この本番をどう創り上げるかは、個々人の意識・心が創り出す目に見えない力、その果てしなく強力な現実創造能力にかかっています。

コンサートホールで披露する本番舞台 photo 宮本章光

わたしたちは一人残らず、
みな恵まれています。
満ち足りています。
ありがとうございます。感謝申し上げます。
弥栄ましませ。
弥栄ましませ弥栄ましませ。


2024/01/03(Wed) 12:03:00 | New Age

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