「有限」を感じ楽しむこの地この生

自分自身の残り時間がカウント可能な時期に入りつつあるからでしょうか。
「有限を楽しむ」
すべての事象・事項、あらゆるものに対する、その有限の感覚を大切にしたいと思っています。
残りが少ない。
と心に抱けば、残り少ない現実がクローズアップされるでしょう。
まだまだ残りは十分ある。
と意識を持てば、まだまだ如何様にも展開できる世界がライトアップされるはず。
どちらを選ぶのかは、その人自身、そしてその瞬間の感覚次第。
以前の記事【少しくらいキズがあってもいい】[Link]
で触れていましたように、
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負の力に蓋をするのではなく、見て見ぬふりをするのでもなく。
それをしっかり受け入れた上で、貴重な体験をさせてくれてありがとう。
と尊重し感謝へと昇華させます。
2023年6月3日記事
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このような、どちらの極みも味わい尽くせる。
そんな稀有な体験をさせていただけることに悦びの感覚が湧き上がります。
制限時間があるから、面白さや難易度が急上昇するゲームがあります。
まさしく、この地での「うまく行かない現実ゲーム」にも時間制限があるからこそ面白さが飛躍的に高められるのでしょう。
それは、このお借りしている体という物理実体を「使わせていただける期限」という意味において。
第3回目となる2023年の梅。
かなり色目も変化してきており、日々時間が流れていることを感じます。
いずれも、綺麗でなければならない。だとか、あるいはwebに出すのなら美しく撮影し、美味しそうに見えるように画像処理しなければならない。
そんな条件や制限を自分から設定せずに、「梅の神様」と会話してみたいと思うのです。
初めは、何も語らず・何も感じず、頑として固体のまま動じずコミュニケーションはできません。
ところが、
今回もウチに来ていただきありがとう。と感じながら眺めていますと、そこに熱量の変化とでも言うべき感覚でしょうか。暖かみが伝わってくることが判ります。
そして、ある瞬間を超えますと、突然、嗅覚に訴えてきます。
とてもいい香りとして、強い力が、ドンと送られてきます。
(それまでも周囲にはいい香りが満ちていましたが、さらにレベルを高めて突然強く押してくる感覚です。)
照明も満足には当たらず、薄暗い部屋の片隅に置かれています。
傷がある個体もそれなりに混ざっています。
でも、大変美しい「香り」のパワーを受け取りました。
【おばあちゃんの知恵袋(マガジン)】[Link] でも何度か触れてきていますように、すべてのモノ・生き物・対象には「神が宿る」という、日本古来の神道の心に通じるような教えの数々を、幼少時期に語ってくれた祖母。
いま、この世には存命していませんが、現在のわたしの横で、
「梅の神様に御礼を言いなさい。そうすればきっと美味しくいただけるようになるから。すべての食べ物には命があり神そのものなのだから。」
と、五十数年前と同じように語ってくれている氣がします。
そこには、
存命していないからこそ、その教えを心の中にリフレインできること。
有限であるからこそ、感謝の心を忘れずに過ごす生き方を大切にすること。
ここに意識が到達します。
有限を感じ、それを楽しむ。
素晴らしい体験をさせていただけるこの地の仕組みに感謝の氣持ちが溢れます。
わたしたちは一人残らず、
みな恵まれています。
満ち足りています。
ありがとうございます。感謝申し上げます。
弥栄(やさか)ましませ。
弥栄(いやさか)ましませ弥栄(いやさか)ましませ。
2023/06/19(Mon) 20:54:11 | New Age