質感から拡大し心の感覚を磨く

本日もお越しくださいましてありがとうございます。
「質感」という言葉から連想するもの。
それは、手触りや肌触り、触覚に関する感覚が多いように感じます。
もちろん、
音の響きであったり、色が織りなす感覚においても同様でしょうか。その場合には、響きの耳触りの良さという聴覚であり、色彩感覚という視覚の心地よさでしょうか。
心が感じるもの。その感覚を磨きましょう、と語られて久しい状況です。
ですが、それとて頭の思考で認識しているケースが多いのではないかと思われます。
囲炉裏の灰、それは砂のように重くなく、でも僅かな風で飛び散るほどでもなく。
このように「灰」に対するイメージを描いてみます。それは、まずは頭の中の思考で良いと思うのです。
次のステップでは、
色に思いを巡らせてみます。真っ白な色に近い灰かもしれませんし、もっと黒光りする土のような印象かもしれません。
この段階で、質感が「視覚」に拡大してゆきます。
続いて、
この囲炉裏の周りに座った時に感じる「匂い」に感覚を合わせてみます。
そこで作られた料理の残り香かもしれませんし、灰そのものの焼けた香りかもしれません。
こうして、触覚から視覚、嗅覚へと意識が拡大してゆきます。
その過程で、頭の中だけにとどまっていた認識が、全身全感覚へと広がり非常にリアルになることが体感できます。
これこそが、アスリートやアーティストが重んじる「イメージトレーニング」の世界に通じるのではないかと思うのです。
一つだけの感覚ではなく、五感すべてを総動員して感じる感覚。
この時点で、考える--->感じる、への拡大・切り替えが行われるのではないかと、個人的には考えています。
イメージトレーニングのような感覚。
これこそが、最も簡単に、そして容易に「感じる」訓練に繋がるのではないでしょうか。
わたしの場合は、
「質感」から派生して、まるで「しりとりあそび」のように連想が拡大する、その感覚に至った場合には、必ず何らか導きの力が流れて来て、氣がつけば自動的に結果が手に入っている。そんな事例が数多く存在しています。
これからも、この感覚を求めてゆきたいと思っています。
この場で、ともに同じ方向のエネルギーを束ねていただけるみなさま。あらためて貴重なご縁に感謝申し上げます。
併せて、常に強力な導きのエネルギーを送り続けていただく諸先輩方・高次存在への感謝の言葉を忘れぬように。
ありがとうございます。感謝しています。
弥栄(やさか)ましませ。
弥栄(いやさか)ましませ弥栄(いやさか)ましませ。
2022/11/09(Wed) 20:33:40 | New Age