アンド・エム宮本陽/宮本章光ブログヘッダーイメージ

宮本章光/宮本陽の視点「開闢」And EM Official Blog

みやもとあきらのしてん AKIRA MIYAMOTO@And EM

Online Photo/Camera Class

Content

おつむの弱い子は放っておきなさい

大空から注ぐエネルギー photo 宮本章光

「おつむの弱い子は放っておきなさい」
今から50数年前に、祖母がわたしに対して語った言葉です。

誤解のないように初めに但し書きを。
人を蔑むのが目的ではありませんし、分断を推奨する意図は皆無である点、まず初めにご理解ください。


大正生まれの祖母(96歳で他界)が、幼少時期のわたしに対して語った含蓄のある言葉。
それが、
「おつむの弱い子は放っておきなさい」でした。

祖母がこの言葉に込めたストレートな意図は、
「自分と異なる意見や環境・立場にある他人の言動に一喜一憂せず、自分の考え方、身のこなしをしっかりと確立しなさい。」との教えだったと思われます。

他人から自分とは異なる意見を強要され不快になっても、自分は「どうありたいのか」をしっかり持っていればその考えが揺らぐことはありませんよ。という意識を教えてくれたものです。
「他の人は、あなたよりも"おつむ"が弱いんだから」という、逆説的な言い方によって「あなたは自分に誇りを持ち俯瞰していればいいんですよ。」という、幼少期の人間にとってはかなり難しい伝え方だったと思います。

いわゆる、「あなたは偉いんだから」「あなたは優れているのだから」といった語り口によって、
他の人が放つネガティブなエネルギーに飲み込まれ、自分からその沼に落ち込んでゆくことなどありませんよ、と伝えてくれていたわけです。
アタマで考える必要のない、ストレートに心に響く伝え方でした。
(もちろん、優れているか優れていないか、あるいはそうした比較論が良いか良くないかという部分はありますが、不快な思いに覆われ自分軸を失っている瞬間に、一瞬にしてそのモヤをクリアにしてくれる魔法の言葉だったように思います。)


いま、この言葉に込められた深い意図を噛み締めながら、これほどまでに貴重な教えを五十数年前に、4歳・5歳児に指導してくれた存在があったことに驚きを隠せません。
そして、
いまこそ、この言葉の持つ深い意味を体現すべき機会を迎えています。

目の前の現実は、人類が過去に放った集合エネルギーの結果として物質化・具現化していること。
ここに理解が到達しているのなら、
その結晶化した過去の遺物を見て、踊り叫び続けるのではなく、いまこの瞬間からあとに希望する近未来を描くことに最大限の力を注ぐべきでしょう。

少なくとも、過去の結果に一喜一憂し、
「このままではアカン...」
「狂った世の中を変えるにはもっと多くの人に伝えなければならない」
と、
そのエネルギーに同化して叫び続けている限り、あなた自身もそのタイムラインから脱出できないことに氣づきたいものです。
おつむの弱い子は放っておけば良いのです。
すべての人が同じシナリオで生きているわけではありません。そしてその個々人の脚本を他の人間が書き換えることは不可能なのですから。

いえ、だからと言って精神論オンリーに偏ってもなりません。
肉体を保持し物質社会に存在している以上は、この物質と心との両方のバランス感覚を失わずにいたいものです。
これを「心のつかいこなし」というのだと思っています。

「おつむの弱い子は放っておきなさい。」
それは、単なる分断思考ではなく、自分軸を見失わないための魔法の言葉だったのです。


この場でご縁のあります多くの皆さまとともに、常に強力な導きのエネルギーを送り続けていただく諸先輩方・高次存在への感謝の言葉を忘れぬように。
ありがとうございます。感謝しています。

弥栄(やさか)ましませ。
弥栄(いやさか)ましませ弥栄(いやさか)ましませ。
2022/06/23(Thu) 20:04:24 | New Age

New Entries

Archives / Serch

1st.popular category

人気カテゴリーNo.1

【New Age】

>New Age

 

Categories