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宮本章光/陽の視点 -- And EM Official Blog

みやもとあきらのしてん AKIRA MIYAMOTO@And EM

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スマホで固定電話回線を使う

固定電話回線なんて不要...。といった時代になって久しい。
常に手元に携帯電話があり、それはスマートフォンに置き換えられつつある。

現在、携帯3キャリアは「通話定額」固定費部分を外すことができず、音声通話をほぼ利用しない者にとっては無駄な支払いを強いられる。定額だから...と喜ぶのではなく、通話ヘビーユーザーの分まで支払い負担させられているという認識は持ちたい。

通話の過去を振り返ると...、
オフィスにある固定回線では、デスク着席時以外には会話できないことが多く、コール先相手のポケットやカバンに入っているであろうケイタイを呼び出すスタイルが定着した。
こうして音声通話するなら常にケイタイ・スマホ番号へ。の時代に入った。

但し、運転・移動中や案件従事中はリアルタイムに応答はできないため、結局、留守電録音を経るようになる。
自分の場合、出先で着信にすぐ応答できるケースは皆無に近い。

ここで越えたい課題は、留守電確認後のコールバックコストにある。
固定回線番号で受けても携帯番号で受けても、いずれも留守電が大半であるならコールバックが必要になるし、そのコストは低く抑えたい。

だが、オフィスに戻り固定電話で発信する?など非現実的な方法はあり得ない。
ならば、出先のスマホでもコストの低い固定電話番号での着信・発信ができるようにすればよい。と考えてみる。

ひかり電話等のサービスを契約している前提になるが、オフィス内でスマホを内線子機として使える環境とVPN環境を構築し、出先ではスマホからVPN接続し特定アプリを使う。
バッテリー喰いのアプリや、移動によって解除されることもあるVPN接続を機会をみて確認しなくてはならない点はハードルになるかもしれない。
が、多くの人が頻繁にSNSをチェックする回数よりは少ないだろう。

メールシグネチャには今年度から「出先のスマホも固定電話番号で発着信OK」と記載しはじめた。
もちろん、オフィスのルーターが停電等で落ちると利用できない。といったリスクも知った上で。
他の人の通話料金であろう分まで毎月支払っている人には無用の話だと思われるが...。


通信品質悪化とな

「特定アプリケーションの配信に伴う通信品質の悪化」と、公式発表のIIJmio。

本日ローンチの「Pokemon GO」の影響だと思うが、こうした発信がタイムリーにできること自体は素晴らしい。ただ、物事の裏側にも思考を巡らせておく必要があるのではないだろうか。

MVNOはトラフィック集中時に品質が低下する、というのは既知の事実となったが、本日、当方の手元で稼働するMVNO(AsahiNetLTE、UQmobile、FREETEL)は、いずれも通常通りの体感であった。

twitterには、
IIJmioはユーザー数が多いから無理もない。
技術のIIJでも音を上げる凄いトラフィックなんだ。
頑張れIIJさん...。
といった感じの文字を見つけることができる。

IIJのサービスを契約しているユーザーの多くが同アプリを利用したのかもしれない。
また、同社には該当アプリを利用するユーザー層が多いのだろう、との予測もつく。

だが、ユーザー数が多いから...という理由ならば、更に多くのユーザーを擁するOCNモバイルONEや楽天モバイルでも品質劣化が起きていただろうか?
もっとも、普段から他社の品質は論外なんだから、という意見もあろうかと思う。

ここで考えたいのは、IIJmioは「品質の乱高下」が激しいすぎる点。
トラフィック制御が無いはずはないだろうが、トラフィックの増減が「素」に近い形で表出しているように感じさせる味付け、ということ。
そして、積極的に悪化の発信...。

この裏にある企業戦略を想像してみる。
そこにさまざまな思惑が見えてくるのである。

IIJmioのsimは黎明期のターボ車に似ている

IIJmioのsim(格安simサービス)は、ユーザー満足度といったような意識調査で常に上位にランクインする。大変素晴らしいことだと思うし、利用しているユーザーは本人が納得して使用する限りそれで良い。

私は、2014年にmineoを利用していたがiOS8問題で違約金を払い逃げ出した世代。
2015年にはIIJmioに移ったが、今2016年春に解約している。

最近は、sim freeの知名度が相当高くなり、ご縁のある多くの方からアドバイスを求められることも多い。
その中でIIJmioに対するイメージを話す場合に、クルマの例えでお伝えすることがある。
「初期のターボエンジン車」をご存知の方も多いと思う。ある程度の世代で車好きの方には理解いただくことが多い。

例えるなら、「信号ごとにStop and Goな街乗りにはストレスが溜まるばかり。」というイメージ。
初期のターボエンジンは、過給機の性能が現在ほど高くなく、エンジン回転数をある程度上げて物理的な排気流量が生じない限りタービン自体が十分に回転しないために出力が上がらなかった。

少し走ればまた停止...といったシチュエーションでは、低回転域のトルクが細くスカスカなため加速が非常に重く、並走する軽自動車に完全敗退。停止状態からの初期起動が重いのでストレスが溜まる(simサービスの初期読込速度のことではない。クルマの例え)。
しかし、それなりの距離を継続して走行するなら、エンジン回転数をある程度上げてキープできるため、排気流量が増え過給圧も急激に上がる。そして爆発的な加速を楽しめる。といった特性があった。


今、IIJmioのモバイルサービスを見ると、少し乱暴な例えながら、この出来のよろしくなかった時代のターボエンジンの特性や体感がオーバーラップする。

混雑時間帯が増え、結局、昼のピークタイム以外でも使いたい多くの時間帯で、とにかく重い。
反対にオフタイム(トラフィックが少ない深夜、早朝など)では爆速が出たりする。

スピードテストマニア?にウケるから、爆速!すごいよ!...的なインフルエンサーが増えるし、さらにもっとパフォーマンスの低いsimと比較すれば、安定してる!ってなことになる。
もちろん、ファン作りの努力もあろうし、S氏、D氏、O氏といった今では有名人となった中の人の存在も大きいだろう。また速度・レスポンス以外にも優れた点は多い。
だが、体感上は「多くの使用シチュエーションで非常に乗りにくいクルマ」(であった=解約済)。


他方「非常に乗りやすいクルマ」も他社のsimには存在している。
トルクウエイトレシオが高く、機敏に加減速が利くクルマは街乗りでもストレスが溜まらない。
但し400馬力だとかの絶対性能は備えていない。
しかしよく考えると「大半の使用シチュエーションである」街乗りではほぼ関係がない。

恐らくトラフィック制御がかかっているのだろうが、昼でも3〜5Mbpsは確保でき、夜も15〜20Mbpsほどしか出ないが、これこそが体感上満足できるサービスだと思う。
これをもって安定している、と呼ぶべきだ。
かつてドッカン特性のターボ車はスペック至上主義者にだけは崇拝された。何かこの部分も熱烈なファンが存在する点で似ているように感じる。


クルマのターボエンジンが、その後時代ととにレスポンスが向上し、街乗りでも体感的に無理のない設計になってきたと思うが、MVNOのサービスもこうした変遷を辿るのかもしれない。

郵便局で格安スマホ?

数日前の記事で、郵便局でも格安スマホ販売...。といった話題が流れた。

これは、ちょっと大変なことになるのでは?と感じたが、よくよく見てみると、IIJmioのカタログを郵便局に置くだけ。
実際のsimカードや本体セット、流通まで郵便局向け販売の専用窓口がIIJに作られ、当該部署が担当する。ということらしい。郵便局はカタログを置くだけ。

例えるなら、
〇〇電鉄が求人情報誌に参入!と伝えられるも、求人情報フリーペーパーが電車の駅に置いてあるだけ。
といったイメージか。

このような伝え方。大きな違和感とともに選挙時期をも勘案した、バックグラウンドに存在する「何か扇動的」な大きな力を感じてしまう。
何か目に見えない統制とでもいうべき恐ろしさ。
私は、IIJのsimもFiberも卒業した。

MVNOの安定性とは?IIJmioを解約したワケ(2016年6月)

MVNO各サービスでは「時間帯による通信速度の極端な差」が目立つ。
文句があるならキャリア回線でいいだろ!では話が続かないので、その論点はここでは除外したい。(実際にキャリア回線は残してあり利用している )

先月「IIJmioを解約」した記事を書いたが、私の使用環境では、時間帯による通信速度の差が「極端」すぎる点、そして、遅延が激しい点が問題だった。

同社の速度は、昼のピークタイムは下り約0.3Mbps程度しか出ず、pingが300ms近くに達した。
ところが、オフタイムになると下り50Mbpsをオーバーしたりする。

もちろん、サービスがダウンしたり...というのが無い(少ない)ことも安定性だと思うが、最近では致命的なダウンは僅少だと思う。それよりむしろpingが300ms近い品質こそ、タイムアウト等のトラブルを起こすのではなかろうか。

安いんだから混雑時は遅いよ...。は理屈としては納得していた。しかし、数社のサービスを契約するうち「ピーク時にもさほど低下しない」会社も数社あることが判ってきた。

それは速度測定サイトに最適化された数値ではなく、実使用において。
深夜等のオフタイムでも下り20Mbpsは超えない。しかしピークタイムでも下り2〜5Mbps程度がほぼ確保され、pingも30から50ms程度に収まる。

私は超高速をスマホに求めていないが、だがピークタイムにもそれなりの性能でなければ使用に耐えない。
爆速は出ないけれど速度も遅延も極端には変動しない。
これを「安定性」と呼ぶのではないかと思う。そうしたサービス提供会社へ乗り換えざるを得なかった。

IIJmioは安定しているよ...、といった記事を見るにつけ、安定性とは何か?と疑問符が頭をよぎる。
時間帯による差が100倍以上出てしまうのがMVNOだよ、格安なんだし...。
ではなくて、もう少しバラツキの少ない品質(他社では実現している)でなくては満足に使えない人たちも出てくるのではないか。

IIJmioは、iOSアップデート時の迅速な対応など素晴らしい展開をしているものの、肝心の回線速度に著しい乱高下と激しい遅延が続き、品質低下が解消しない状況で「安定」の言葉を口にするのは控えたい。

優れたサービスとは、回線品質以外にも語るべきポイントがあり、総合的な判断が必要であることは理解している。
しかし、利用者のトラフィックにより激しく品質が乱高下するにも関わらず、そうした状態が「素」のまま?反映されることを安定性と呼ぶのだとしたら認識を変えなくてはなるまい。

(私が失敗したように)盲目的に過去の企業ブランドをオーバーラップさせるユーザーイメージと共に、webマーケティングやファンミーティングを巧みに活用することで、利用者に心理的な満足度を与えるのも一つの成功事例なのだろう。
残念ながら、そこに客観数値で示される回線品質との関連性は見出せなかった。
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