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宮本章光/陽の視点 -- And EM Official Blog

みやもとあきらのしてん AKIRA MIYAMOTO@And EM

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光と影があるから写真は楽しい

photo 宮本章光 AkiraMiyamoto
写真を撮りたい。と感じる瞬間は人それぞれ。
だが、光を見つけるとカメラを取り出したくなる人は多いはず。

「写欲」という勝手な造語で失礼ながら(FM放送でも使ったことがある...)、そこに光と影があるなら写欲が湧き上がる確率はかなり高いように思われる。

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〇〇の撮り方??

IMG_1518_2016s.jpg

何でもhow-to式になってしまったのだろうか?

口を開けば、
「◯◯の撮り方は?」
「XXの撮影方法は?」
「◯◯のときはどうしたらいい?」
ばかり...。

大切なことは、
光であるし、露出であるし、構図もしかり。
そして方向性を見極めた画像処理。

いずれそのうちに、ドクターイエローの撮り方は?
だとか、
◯時◯◯分の時間帯の撮り方は?
などと言う人が出てくるのかもしれない。

取説大好き人間が増えた。
そして、取説に書いていないことは「聞いてません。知りません。」
お仕着せのフィルターで遊んでSNSへ...。

もちろん、基本を知り基準を認識するためのマニュアルは必要だと思うけれど。
webに溢れる玉石混交な情報を取説と勘違いするのはいかにも危うい。

光を見つける

photo by AKIRA MIYAMOTO
スマホカメラを持って1号車(右手奥)の方へ移動した人。
金色に輝く車体を撮りたかったのだと思う。
だが、撮影せずに再びこちらに戻ってきて一枚。

光の「入射角・反射角」を習ったと思う。
太陽と車両、そして撮影者の位置関係が「この場所」だから夕日に輝く。前に移動すると光らない。もちろん窓に映った西日は撮れると思うけれど。

いろいろと試して初めて判ることもある。
だが、この経験値がしっかりと脳内にインプットされただろうか?

撮って・フィルター・SNS...。
「いいね!」を集めるためだけに写真(その他さまざまなコンテンツ)を秒速アップロード、といった「使い捨て感覚」の写真を撮っている限り、学習効果は期待できないのではないだろうか。

難しいことを考えよ、ではなくて、
あまりにも考えなさすぎる、その使い捨て感覚がどうなの。と感じることが増えた。

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