
オフセット印刷のためのデザイン制作・DTP(Desktop Publishing)
私、宮本 陽は、専業のDTPデザイナーではありません。
しかし、撮影者として写真を撮影し、そのデータをデザイナーや印刷会社に渡して終わり...
にはできないのです。
撮影者としての責任は、その撮影画像がパンフレットやカタログといった印刷物になってクライアントの手に渡るまで続きます。
私が行うのはトータルコーディネイト
なぜなら、撮影した時に意図した「色」や「構図」、そしてその場の「空気感」までは、撮影者にしか判りません。
にも関わらず、その写真画像データだけが一人歩きして、切り抜かれ、色が変えられ、意図した構図などイメージすることすらできない...。
尤も、その変化や加工がクライアントのイメージしているアウトプットに近づいているのであれば問題はありません。
しかし、現実にはその一番大切な方向性があやふやになっているケースが極めて多いように感じます。
世に存在する数多くの印刷会社やデザイン事務所に、何らかの印刷物を依頼されたご経験が一度ならずおありだと思います。
--- その時に苦労なさった事はどのような点でしたか?
--- その時に改善したいと思われたのはどのような事でしたか?
私は自らの手で撮影を行い画像処理まで行いますが、その画像処理も、オフセット印刷に利用するのかwebで使用するのかによっても
最適な処理方法が異なります。
オフセット印刷では、CMYKの4色のインキを掛け合わせて表現するために、画面で写真を見ている状態(色調)とは異なって仕上がります。
カメラマンとして、オフセット印刷CMYKの仕上がりまで意識して撮影している方がどれだけ存在するでしょうか?
いまどき、写真で生計を立てている人であれば知識としては知っていて当然だと思いますが、実務でその変化や結果をフィードバックして糧に
できている人は極めて少ないと思われます。
まして、印刷会社の機械特性まで踏み込んで理解し、実際の画像処理を行っている人を私の他にご存知ですか?
印刷に携る人の現実と問題点
そして、もう一つの大きな要素。これは大きな問題ですが...。
撮影の後、DTPデザインに携るのがまた別の人になり、本当にクライアントが欲しい制作物のイメージは、まるで伝言ゲームの結果のように
変わり果てたものになってしまう...。
印刷会社の営業担当、そして今やデザイン会社のデザイナーでさえ、訂正・修正作業に追われるだけの単なる作業者になってしまっている...。
これが現実です。
なぜそうなるのでしょうか?
原因は単純ではありませんが、解決方法は単純です。
撮影する人、デザインする人、それにクライアントの意向を聞き理解する人、それぞれがバラバラだから...。
だから伝言ゲームの結果になるのだと考えます。
仕事の入り口から出口までトータルデザインできること。これが解決方法です。
私は、過去に実際に印刷会社の営業担当として日々クライアントとデザインやイメージ、意向を確認する仕事に携っていました。
その声をデザイナーに伝え、撮影者に伝えます。ところが出来上がってきたものは自分がクライアントと打ち合わせし、理解していたものとは
大きくかけ離れたラフとなって現れるのです。
そもそも受注時に価格競争にハマり込んでいるので、再デザインのコストは皆無。そしてやり直しをする時間的余裕も皆無...。
営業担当は、その50パーセントにも満たない完成度の作品を持ってクライアントに走り、何かと理由をつけて説得する技術や小手先の話術だけが
長けてきます。
果ては、客先とどれだけ親しくなるか(それは営業の一つの処世術でもありますが)によって主導権を印刷会社側が握り、スケジュールに
あわせる口実で押し切ってしまいます。
だから今トータルコーディネイトなのです
これが全てだとは言いませんが、現実は当たらずと言えども遠からず、ではないでしょうか。
だから、理想の姿はトータルコーディネイトなのです。
--- 受注し、クライアントと打ち合わせを行うのは私です。(私は事業者ですから)
--- クライアント立会いで撮影を行うのも私です。(私はカメラマンですから)
--- DTPデザインを行うのも私です。(私はデザイナーですから)
--- 校正・訂正を行うのも私です。(私はコーディネイターですから)
--- 出稿用データ作成まで全て私が行います。(私は事業者ですから)
唯一、億単位の投資が必要な印刷機は設備できませんので印刷会社に外注します。
それほどメリットのあるトータルコーディネイトなのに、何故、印刷会社はやらないのか。
いえ、やらないのではなく、既にやっているのです。
でも、設備投資が莫大であると同時に人件費も嵩む。薄利であるために売上高確保が最優先になる。その結果、本当に良いものを作ろうという
意識を持った社員が根付かない。
売上高至上になると薄利傾向に拍車がかかり、感性やセンスという言葉とは無縁になります。過当競争、価格競争になり、自ら価格を下げてでも
売上高確保だけに走ってしまいます。
そして経験やノウハウの蓄積が疎かになり、情報共有さえ出来なくなると同時にクライアントとの関係も薄れてしまうのです。
私は、すべてこれとは反対の方向を目指しています。
デメリットは手が足りないこと。そして自分で行う仕事以上の発展が望めないこと...。
大きな売上高を計上し、多くの人手や役務を動かすスタイルとは正反対の世界です。
しかし、顔が見え声が聞こえる人と接することで感動と満足を創り出すことが可能になります。
この世界は企業には真似出来ないのです。企業としては全く成り行きません。
そもそも企業とはフィールドが違います。
このページでは、印刷物デザインに絞った事項だけを書いています。
ですが、私のアピールする「トータルコーディネイト」は、他のページにもあります写真撮影から
ビデオ撮影、レコーディング、
セミナー開催、写真教室開催に至るまで、全てはユーザー視点に立った
一貫した展開なのです。
- 価格競争はしません。
- 納得できる品質が確保できない状況では受注さえお断りするかもしれません。
こう書くと「何を偉そうに!...」とお感じになることと思います。
こういう文面を載せると受注は皆無になるかもしれない...。
そんな不安もありましたが、でも現実は杞憂に過ぎませんでした。
だから、お仕事として接点を持つことができた方からは満足の言葉を戴いています。
---制作サンプルの一部です---(音声はありません)
ネガティブな事項も記載します
奇麗ごとしか書かないページ、そのようなサイトにはなりたくありませんので、唯一ネガティブな事項を記載します。
意外と見落とされていること。それは、「デザインを頼んだら、ご自身で納得できるイメージが必ず間違いなく出来上がる」という思い込みです。
まず、事前の打ち合わせがないのに、「頼むわ」と頼んだら満足できるものが出来てくる...のではありません。イメージの刷り合わせを入念にしなく
てはお互いに考えているものと異なる方向に進んでしまいます。事前打ち合わせが非常に大切な要素なのです。
また、漠然としたイメージ、それは「楽しい感じ」だとか「レトロな感じ」だとかの言葉で表現されることが多いのものですが、具体的な色使いや
レイアウトの希望、またそのイメージに近い例示などにより感覚のベクトルを合わせておかなくてはなりません。
例えば、「レトロな感じ」として、ゴシック建築をイメージするかもしれませんし、室町時代の布地をイメージするかもしれません。あるいは10年前に
使用していたPCキーボードをセピア色にして背景に敷くかもしれません。
このように、漠然とした言葉で表現されたものを目に見える形にするには、大きな壁があります。
「お金を払ってデザインを依頼しているのだから、それくらいは出来て当たり前だろ!」という声もあります。しかし、どれだけ優れたデザイナーで
あっても、それぞれの人が感じるイメージは異なるものです。
他のお付き合いがあったり、過去から接点があったり、という背景があれば「意を汲んで」好みや望ましい方向にあわせることも可能でしょうが、
そのような背景なしには、大きな壁を越える歩み寄りが必要だという認識が不可欠だと思います。
トラブルにまで発展するケースは、このようなイメージの刷り合わせが満足に行われないことが原因であるケースがほとんどです。
最後には立場や力関係で、「あなたの力不足...。」となってしまいます。
私は、写真撮影の教室でも常にお話しをしていますが、「最新のカメラを買ったら間違いなく綺麗で感動的な写真が撮れる」訳ではないのです。そのため
には、正確な知識に基づいて確実な操作を行ったうえで、撮影者のイメージを表現することが必要になります。
それは「努力」によってクリアするものです。
デザインも似たところがあると感じています。「頼むわ」だけでは、誰に頼んでも満足するものは出来てこないはずです。出来る人が居る!という
意見もあるかもしれませんが、それは当たり障りの無い無難な線を出している、だけに過ぎないのではないでしょうか。
当たり障りのない無難な線で行くと、結局最後は満足されないことになることが多いようです。
非常にネガティブな記述をしました。
現実を考えると実際に起こりうる事項です。奇麗ごとだけを列記しても現実にはそう簡単には行きません。こうした現実も知っておく必要があると
考えますので、ここに記載させていただきました。
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