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宮本陽・宮本章光 AKIRA MIYAMOTO@And EM Official Blog

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縦で撮る?本当にいい?

iPhoneカメラ動画撮影モード
縦長動画が急増している。
数年前には、「縦長の映像なんてけしからん!」といったテレビ系の人たちが多かった。
近年は、「縦を拒否するアタマの硬い人は時代の流れに追いてかれるよ!」といった声も多数見かける。

でも、海外をはじめ第一線のクリエイターは、何も言わず「伝えたいことが伝わる最も適したフォーマット」を選んで作品を創る。

そう、ここが大切なんだと思う。
いまだに「横で撮れよ!」しか言わない人は、どこか野良犬がやかましく吠える姿に見えてくる。

私はラジオ放送の番組内でも、もう相当回数「縦でも横でも、どちらで撮るのも良いけれど、そこに意図がある?」と、お伝えしてきた。

最終的に縦で見て欲しい。あるいは縦の環境でしか鑑賞しないんだから。
といった場合は、むしろ縦が望ましい。
だが、そうではないならば、横だと。

セミナーや講演などで多くの方々と接する機会が多いが、その会場でこのようなご質問をする。
「動画撮影時に、縦で撮るか横で撮るか意識なさっていますか?」と。
すると、驚きの回答が出る。
過半数の方々は「そんなことを意識したことがない」とお答えになる。

確かに、iPhoneの動画撮影画面も「文字はすべて縦で構えた状態で読める」。
過去に、横に構えてください...といった注意喚起が出るAndroidスマホもあったような記憶もあるが...。

面倒なことを考える。のではなく、自分表現したい形がどちらなのか?
こうした部分を考えることも楽しみの一つだと思う。

どうぞご自由に

photo by AKIRA MIYAMOTO
縦でも横でも、どうぞご自由に。

冷える朝に

IMG_1575_2017s.jpg

何でもスクエアに抜かない。

冷える朝に。

なぜ縦長動画を撮るのか

photo by AKIRA MIYAMOTO
TVのニュース番組などで「縦構図の動画」(視聴者提供)を目にする機会が増えてきた。

web系では、縦構図放送の試みもスタートしているようではあるし、動画投稿共有サイトでは縦構図も当たり前になっているものの、いわゆる多くの家庭にあるテレビで放送番組を見る場合、画面は「横」に長い。

写真に限れば、当Blogでも縦も横もあるから表現の幅が広がる。といった記事を何度か書いてきた。
私自身も「写真の場合は」縦構図が感覚的にしっくりくるので、ここにアーカイブされている写真も圧倒的に縦構図が多いはずだ。

だが、動画・映像となると話は変わってくる。
「自分はスマホの画面でしか見て欲しくない!」といった強い意図があるなら縦の動画も面白いし、何より、自分が縦で撮りたい!ならば大いに結構。何も文句はない。
しかし、ニュース番組に提供する可能性もあるのなら、画面の大半が黒帯で占められ、まるで隙間から覗き見したような映像はどうなのだろう。
そうした素材より横長構図のデータなら、番組制作者側も利用しやすいため採用確率も上がるかもしれない。

撮影時点で、手首を90度曲げるだけなのだが...。
アタマを使いたいね。と感じるケースが至るところで起きている。

水平垂直を意識してみる

photo by AKIRA MIYAMOTO

水平垂直?
何それ?

そういった方に。


iPhone(iOS9.1)の例では、
[設定]--[写真とカメラ]--[グリッド] と進み、スイッチをOnにする。

これで撮影時の画面に縦横の格子が各2本表示されるようになる。
フレーミングの邪魔にならない程度に「細く」表示されるため、撮影意欲を削ぐこともない。

被写体が、構築物など水平・垂直にデザイン性が存在する場合、写真のフレームにその水平・垂直を合わせておく。
これだけで随分と印象が変わる。


本来、撮影は個々人の自由であって、別に水平・垂直を過度に気にする必要はない。
少しくらい斜めになっていても「それが撮影者の意図」である限り誰も文句は言わない。
また、斜めにすることで斬新さを感じる場合もあるだろう。
まして、シャッターチャンス最優先のシチュエーションなら言わずもがな。


しかし、そうした意図がなく「いい加減に撮影」をすると、そのいい加減さが見る者に伝わるもの。

撮影テクニックやノウハウ本、さまざまな情報が溢れる中、その情報を一つひとつトレースするやり方は疲れるだけだ。
勉強熱心なのは良いが、疲れて写真趣味から離れる人を数多く見てきた。


ちょっとしたことを、少しだけ意識する。
これが大きなアピール力に繋がることも多い。

ちょっと意識するのも辛い...。
ならば、現状維持で。
楽しみ方は人それぞれ。


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